2022/10/21-23に「南九州の名城・古城を探訪」と題し毎年恒例の旅行会を開催、鹿児島県、宮崎県の城郭を２泊３日で巡りました。
旅行会二日目、講師は南九州城郭談話会（鹿児島市教育委員会文化財課）の有川孝行氏。
4カ所目は、宮崎県に移動し飫肥城を訪れた。
戦国期に伊藤氏と島津氏の戦いの舞台となり、伊藤氏は1568年頃飫肥城を攻略したと言われる。
その後島津氏の戦いに破れて一度日向から没落するが、豊臣秀吉の九州制圧に従いその功績で飫肥城を与えられ、日向に復帰しこれを契機に飫肥城と城下町が整備されることになる。
ちなみに伊藤氏は時代をさかのぼると某大河ドラマでも登場した伊東祐親に当たる。
大手門は、1873年に取り壊され、1978年に再建。櫓門であるが、推定によるもの。
小村寿太郎の生誕地でもあり、城下町をゆっくり巡りたかった。
再建された大手門
大手門内側桝形虎口
豫章館
明治２年伊東佑相（飫肥城13代当主）と佑帰（飫肥藩知事）が飫肥城から出て移り住む
しあわせ杉
階段を登ったところにある４本の杉の中心がパワースポットと言われる。
松尾の丸
再建された御殿。記録がないため江戸時代の武家屋敷などを参考にして再建
旧本丸の枡形虎口
旧本丸跡
