イベント報告

2019年度 「復元竣工の首里城ほか沖縄の城と聖地めぐり」3 浦添ようどれ

日本城郭史学会では2019/10/25-27 「復元竣工の首里城ほか沖縄の城と聖地めぐり」と題し毎年恒例の旅行会を開催しました。
1999年にも沖縄の城の旅行会を開催しましたが、首里城の復元工事をはじめ、20年経過すると各城で変化があったようです。何回かに分けて投稿して行きたいと思います。3か所目は浦添ようどれ。
浦添グスクの北の崖下にある王陵。13世紀に英祖王が築いたといわれる。
13世紀は、按司と呼ばれる各地域の酋長が、砦を築いて勢力を争うようになった時代。英祖は、浦添の按司で按司主(王)となる。
16世紀第2尚氏の時代に、3代尚真王の長男、尚維衡が浦添グスクに居住、そのひ孫尚寧(7代王)が改修して一族の墓を移した。
戦争で石積は破壊されたが戦後復元された。
西側の西室には英祖王陵、東側の東室には尚寧王とその一族が葬られ、厨子と呼ばれる石製の蔵骨器が安置されている。見学する前に浦添グスク・ようどれ館への立ち寄りをオススメ

浦添ようどれ 二番庭と呼ばれるエリア 正面に見えるのが中御門、くぐると一番庭エリアになる

二番庭と呼ばれるエリア。正面に見えるのが中御門、くぐると一番庭エリアになる


浦添ようどれ全景

浦添ようどれ全景


浦添ようどれ 一番庭と呼ばれるエリア。左側が英祖王陵と尚寧王陵

一番庭と呼ばれるエリア。左側が英祖王陵と尚寧王陵


浦添ようどれ 一番庭からの眺望

一番庭からの眺望

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