2021/10/22-24に「戦国・近世の伊達氏の城をめぐる」と題し恒例の旅行会を開催いたしました。
案内講師は当会評議員の竹井英文氏。
第3日3ヶ所目は、阿津賀志山防塁
伊達氏というより源頼朝との関係が深い地であるが、1189年2月頼朝は奥州藤原氏責めを決意し鎌倉に兵を集め7月には北上を開始。頼朝の動きを察知した奥州藤原泰衡は6ヶ月かけて阿津賀志山防塁を完成させる。
見どころは壮大な二重の堀と土塁。途中見られる蓮池には中尊寺ハスが咲く。
このハスは、中尊寺金色堂に安置されていた藤原泰衡の首桶に納められた、古代ハスの種子を開花させたハスで、平泉市から株を譲り受け育成が開始された。