2023年度の旅行会は、「道南の城館探訪」と題し北海道道南の城館や史跡を2泊3日で巡りました。案内講師は、日本城郭史学会委員である阿部和彦氏。
1日目は、羽田から飛行機で出発。函館集合の参加者と合流し、最初の見学地である道南十二館の一つである「志苔館」にバスで移動しました。「四稜郭」、幕末函館戦争の舞台となった「五稜郭」、南部藩の陣屋であった「砂原陣屋跡」、最後に幕末に榎本武揚率いる旧幕軍が上陸した地点である「鷲ノ木上陸地碑」を見学し、宿泊先となる「ホテルマイステイズ函館五稜郭」に戻り疲れを癒しました。
2日目、宿泊地を出発し、最初に「松前城」を見学、熊出没情報があったため復興天守やその周辺での見学に留まりました。次に「勝山館」、「花沢館」、「茂別館」、「須崎館」の中世の城郭を見学、最後に開陽丸記念館で復元された開陽丸やその資料などを見学し前日と同じ宿泊先に戻りました。
3日目は、松前藩戸切地陣屋を最初に見学、弾薬庫付近で熊出没情報があり熊鈴を鳴らしながら恐る恐る移動しました。次に函館山方面へ移動し、南部藩の陣屋跡、函館山に登り函館要塞跡を見学しました。最後に弁天台場跡、桔梗台場跡を見学し、飛行機で東京羽田への帰途につきました。