2021/10/22-24に「戦国・近世の伊達氏の城をめぐる」と題し恒例の旅行会を開催いたしました。案内講師は竹井 英文 氏(日本城郭史学会評議員)。
1日目は、東京駅から東北新幹線で出発。最初は「川崎要害」、土塁などの遺構を見学し、次の「前川本城」へ移動。壮大な空堀、土塁は見応え十分でした。3城目は「上楯城」、支倉常長の祖父による築城とされ、こちらも壮大な空堀に圧倒されました。感動のまま宿泊先へと移動し1日目は終了。
2日目の最初は「村田城」、土塁、空堀が良好に残り、近くの勝願寺に移築された大手門を見学しました。次の「船岡城(船岡要害)」では、時間の制約上スロープカーで本丸に行き、そこからの素晴らしい眺望を堪能しました。3城目は「金山城」、本丸の石垣は良好に残り見応え十分でした。2日目最後は「丸山城」、伊達稙宗が晩年を過ごした城とされ、岩盤剥き出しの土橋などを見学後、宿泊先へと移動し2日目は終了。
3日目の最初は「白石城」、復元された天守(三階櫓)や、現在も残る文禄期の石垣などを見学しました。次の「梁川城」では、本丸に復元された庭園、遺構の石垣を見ることができました。また三の丸東側には土塁が残されていて、こちらも見応え十分でした。3箇所目は「阿津賀志山防塁」を見学し、二重の堀、土塁を見ることができました。次に旅行会最後の見学地、「桑折西山城」に移動しました。荒々しい堀、土塁、本丸の眺望など最後の見学地にふさわしい城でした。